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古道具の宝庫をゆく、栃木の旅

こんにちは。編集部のカトウです。
突然ですが、みなさんは古道具はお好きですか? 僕はどうしてだか、物心ついた時から古いものを好む習性があります。ただ、それはなぜ?と聞かれても、明確な答えを言葉にするのはむずかしい…。スピリチュアルなことはあまり信じていないし、そんな感覚も一切持ち合わせていないのですが、暮らしの中で時間をかけて大切に使われてこそ、道具に命が宿る…。なんてことも、あながち間違っていないのかなと思っています。
使っていた人の愛情や想い、眺めていた風景、ながれながれて、今、目の前に辿り着いた経緯。その蓄積された時間にかぎりない想像を膨らませることができるから。時間の流れとともに変わっていく姿が、自分の暮らしを見つめるきっかけを作ってくれるから。だから古いものが好きなのかもしれません。

さて、そんな古道具を探しもとめて、常日頃から時間を見つけては古道具屋さん巡りをしている訳ですが、決まって行くのは栃木県。都心からも2時間ほどでアクセスできて、かつ情熱的な古道具屋さんが多いことで(一部の間では)有名な土地なのです。本日はそんな栃木県の古道具店のなかでリンジン編集部が(勝手に)オススメするお店をご紹介いたします。

・SCALES APARTMENT(栃木市)
古い建物が並ぶ嘉衛門町の街並に構えたお店。多くの古道具を揃えたお店には店主の情熱が宿っているよう。歩いて数分の所には、選択肢が豊富過ぎて古道具の沼に足をとられそうなほどのさらに多くのボリュームの品物を揃えたSCALES DEPARTMENTもありますよ。

・仁平古家具店(真岡市、益子町)
栃木県の古道具店を真岡市と益子町に4つのお店を構える。栃木古道具界の雄。日本の古道具をしっかりと水洗いをほどこし修理・再生をして、綺麗な状態かつリーズナブルに僕らに提供してくれます。オーダーメイドの家具もまた、たまらなく美しい。

・Antiques 道具屋(益子町)
陶器の街、益子にある古道具屋さん。主に日本の古き良き時代の大小さまざまな生活の道具を揃えていて、まさに道具屋という名前が相応しいお店。古民家の移築・再生、リフォーム、店舗、新築などの相談にも乗ってくれるみたいです。

・noeud(宇都宮市)
小柄な女性の店主が営む小さな古雑貨店。一つひとつ吟味された品物が、大切そうに並べられています。生活のちょっとしたスパイスが欲しい…という人にはぜひお勧めしたいお店。感性豊かで情熱的な炎が静かに宿ったお店です。

・古道具 あらい(宇都宮市)
田畑の中に、ぽっかりと浮かぶ四角い建物が特徴的。一歩足を踏みいれると、そこはノスタルジックな空間が広がり、家具や食器をはじめ、珍しい古紙や、はたまた鉄道関連の品まで、心のどこかをくすぐるような懐かしいものを揃えた古道具店。品物の量とマニアックさのバランスが絶妙にとれたお店です。

いかがでしたでしょうか? 古道具に興味がわいてきましたか? いやいや、興味がわいたとしても、古道具を買いに栃木まで行けないよ…。そう思いの方も、どうかご安心を。インターネットで調べてみると案外自宅の近くの「こんなところに!?」って思うような場所にポツンと古道具店ってあったりします(郊外ならなおさら)。きっと、図らずとも「職住近接」という言葉をごくごく自然に意識した店主のみなさんが営むからこその立地なのかなあと思っています。

懐かしい佇まいでありながらも、普段とは違う新たな風を吹き込んでくれる古道具。ぜひ、みなさんの暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか?

【全てのお店を車で巡ろうとしたときの参考データ(東小金井駅発、東小金井駅着の場合)】
総移動距離:約339km
総移動時間:約6時間
※お店で吟味している時間は考慮されていません。