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ボードゲームで学ぶビジネスの目

我が家には小学生と保育園の子供が2人いるのですが、休日の過ごし方で大人気なのがボードゲーム。その中で、小さな子供でも楽しめて盛り上がるのが、“ねことねずみの大レース”ドイツ生まれのこのゲーム、なかなか奥が深いんです。ビジネスの世界では、全体を俯瞰する“鳥の目”と、現場の細部を見る“虫の目”が重要だと言われますが、まさに、ボードゲームがそのことを教えてくれます。
ボードゲームのルールはいたってシンプルで、ネコに追いかけられながらネズミを進めるスゴロクです。しかし、自分のコマの動きで精一杯な子どもたちは、“虫の目”しか持っておらず、いつまでたっても勝てない。このボードゲームでは、自分のコマ以上に、場を支配しているのはネコの存在。ネコがどこにいて、どのくらいのスピードで進んでいるか。そんな“鳥の目”を持ちながら、全体環境をつかめるかで勝敗がわかれます。
2つの“目”に加えて、これから事業を始めようとする人が養いたいもう一つの目が“魚の目”。自分のサービスが時流に乗っているか、乗っていないかによって、攻め方や守り方が変わってくるはずです。そんな流れをつかむために必要なのは、過去から未来を読む力。たとえば“ニュースを読む”だけでなく、“ニュースから先を読む”ということで身につくのかもしれません。最近だと、newspicksというサービスでは、ニュース記事に対して、様々な分野の専門家が自身の考察を投稿しています。一つのニュースに対して、それぞれバックグラウンドや立ち位置の異なる人たちが考察を述べるわけですから、ニュースの読み方も三者三様。他者がニュースをどう読んでいるのかを知ることで、風の向きをつかむことができてきます。
みなさんも、舟を漕ぎ進める前に、大きな流れをつかむ目を養ってみてはいかがでしょうか。(北池)