愛知県豊橋市。古くから織物生産が盛んであったこの場所に、昨年、織物工場が誕生しました。立ち上げたのは、東京・小金井に本社を構える前掛けの製造販売を手掛ける有限会社エニシング。代表の西村さんのご案内のもと、工場見学をさせていただきました。
10日間の欧州の旅でたくさんのヒントを得ることが出来ました。海外の事例を参考にしながらも、日本オリジナルのまちをどう育んでいくのか。そんな中で最後に、自分なりに実現したいことを3つ書き留めておこうと思います。
ベルリンで行きたかったガーデン。町の色々なところにガーデンが広がっています。一つは、クラインガルテンと呼ばれる市民農園。もう一つは、誰もが自由に出入りができ、コミュニティ形成に寄与できるガーデンを目指したコミュニティガーデンです。
駅前にブランコ、ホテルにもブランコ、空港の待合ゲートに滑り台、駅構内にピアノ、ショッピングセンターにチェスとピンポン。思わず二度見してしまう意外な風景がたくさんありました。
日本でもキャッシュレス化の波が押し寄せていますが、ヨーロッパのそれは想像以上でした。さらに、消費増税と同時に導入される予定の軽減税率は、ヨーロッパではすでに当たり前の制度です。ビジネスのスタイルを大きく変える可能性を秘めています。
オランダでは“ダッチデザイン”という言葉があり、合理化されたデザインを指すそうです。私はデザインのことは詳しくないのですが、少なくとも合理的なシステムという点で感心することが多くありました。
ロンドンには道路、隙間、駅前広場、高架下、空き地、あらゆるところにマーケットがありました。日本では“マルシェ”という呼称で月1回から年数回の非日常的なイベント形態が流行っていますが、こちらのマーケットは日常的に開かれるのが一般的であるようです。