子供の頃はよく行ってたのに、大人になったらまったく行かなくなった、そんな場所って、ありませんか?わたしにとっては「ゲームセンター」がそのひとつです。新卒2年目を迎えた編集部の辻がはまっている、マイブームは1人でゲームセンターに行くことです。
子どものころ、ゲームセンターでゲームに熱中しているおじさんをみて、「なんで、おじさんが一人でゲームセンターに来てるの?」って少し引いたことがあって。ゲームセンターは大人になって行く場所ではないと思っていました。
ある日、抵抗がありつつもたまたま暇つぶしでゲームセンターに入ったわたし。…すっかりハマってしまいました。特に、「太鼓の達人」。一旦、ゲームがはじまると、周囲の人の目なんて全く気にならず、夢中にバチを叩き続けてしまいます。ゲームが終わった後は、背中に汗がびっしょり。清々しい気持ちでゲーセンを後にします。あとは、「わにわにパニック」も楽しいですよ。
私は叩く系がメインですが、UFOキャッチャーも充実しています。最近の景品は、触って楽しむものが多いみたいです。たとえば、生卵のスライム(ぷにぷに)、低反発の人形(ふわふわ)、無限シリーズ(ペリペリめくる系、プチプチつぶす系、パキパキ折る系)などなど。
周囲を見渡すと、大人は私だけかと思いきや、意外や意外、結構いらっしゃるんです。癒し系グッツのUFOキャッチャーの前で、何千円分もの大量のコインを延々とつぎ込み続けるおじさんの姿をみると、実はゲームセンターがストレスに悩む大人のオアシスになっているのかも、なんて思います。普通にお店で買った方が絶対安く買えるはずなのに、一瞬のハラハラドキドキ感を求めて、一心不乱にお金をつぎ込む姿は、なんとも言えない光景です。
そんな大人を横目に、今日も、大量のコインを握りしめて、ハイスコアを目指してバチを一心不乱に叩き続けます。(辻)