今週末からのGW、今年は例年にもまして期間が長く、さらには元号も変わることもって世間ではちょっとしたお祭りムードですね。そんな大型連休を使って、リンジン編集部もネタ探しに出かけてきます。故郷へ帰省する田中、遊園地好きな加藤、インスタ映えを狙う國廣が今気になっているスポットとは。
まとまった時間があるGWに編集部の田中が実現したいのは、東京から鈍行列車を乗り継いで青森へ行く旅。父の実家があり1年に1度は行っているのですが、いつも目的地の十和田へなるべく早く、楽に行ける飛行機や東北新幹線に乗っています。仙台・盛岡など大きな駅しかとまらず、それも数分。時間の余裕があるならば、いつもは通り過ぎてしまう土地をゆっくり通過しながら、まちを見たいと思っていました。
ちょうど、今年の3月に、震災以降運休していた宮古―釜石間が運転を再開したニュースを聞きました。南北の他の路線とあわせてリアス線となり、全長163km、40駅が一本でつながったそう!リアス線だけでも、始発駅から終着駅まで乗ったら何時間かかるのか分かりませんが、陸つづきでつながっている土地を、ゆっくり移動しながらこの目で見たいです。
自然に囲まれた埼玉県の飯能市・宮沢湖につくられたムーミンバレーパーク。本家フィンランドにあるムーミンワールド以外では世界初となるということで、編集部の加藤が数年前から秘かに期待していた施設が3月にオープンしました。先行して公開されていた無料エリアや、入場料のみで体験できる施設だけでもとっても満足度が高そうですし、これは行かねば!と思いリサーチしていると、メディアやネットの意見では、「予想以上にボリューム満点で楽しめた!」や「リピート確定の癒しの空間」といった声がある一方で、「別料金のアトラクションが少なすぎる」とか「ショーがデパートの屋上レベル」などの酷評もあり、まさに賛否両論。
たしかに遊園地のような乗り物を期待して訪れてしまうと、その数の少なさや別料金といった部分で悪態をついてしまう気持ちもわかりますし、体験ミュージアムのようにムーミンの世界観に浸ることを目的にしている人にとっては、満足できるような内容なのかなという印象です。まずは様々な施設を一通り体験してみて、自分にとってのムーミン谷を姿を探していこうと思っています。
廃校になった学校や、閉園した遊園地・文化施設などの利活用は、目にすると自然と興味を惹かれてしまうトピックスのひとつ。編集部の國廣が今気になっているのは、千葉県にあるmitosaya 薬草園蒸留所。薬草園で栽培されていた植物や果実などを原料として、ボタニカル・ブランデーが作られています。
房総半島のほぼ中央に位置する千葉県大多喜町にあるこの蒸留所は、2015年末に閉園した千葉県立薬草園の施設や植物をそのまま受け継ぎ、クラウドファンディングを経て、2017年に始動した場所。新しい建物は造っておらず、すべて元々あったものを活かして、蒸留所・ショップ&テイスティングルーム・温室の3区画を設計しているのだそう。
Twitterのタイムラインに写真が流れてきて、「ラボみたいなこのオシャレな蒸留所は何だ!」と思って調べてみると、そんなストーリーやご活躍を耳にする機会の多い方々がメンバーとなったプロジェクトだと知り、俄然行ってみたくなっている今日この頃です(と思って調べていたら、現在一般公開はされておらず、月に一度OPENDAYが設定されているよう。ガーン… 次回は5月19日。GW明けに癒されに行きたいと思っています)。
…と、方向性は違う三名ですが、それぞれどんなネタを見つけてくるのでしょうか。みなさんも気になるものがあればチェックしてみてくださいね。素敵なGWをお過ごしください!
三陸鉄道
https://www.sanrikutetsudou.com/?p=993
メッツァ
https://metsa-hanno.com/moominvalleypark/
mitosaya 薬草蒸留所
http://mitosaya.com