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シイラ、何それおいしいの?19日開催

シイラという魚を知っていますか?世界中の暖かな海に分布する大型魚で、大きいものだと体長は2m、体重はなんと40kg近く。鮮やかな緑色の体をしていて、スーパーでお目にかかったらちょっとギョッとしそうです。ハワイでは“マヒマヒ”と呼ばれ高級魚として知られていますが、日本に暮らす私たちも、知らないうちに口にしている身近な魚のようです。

そんなシイラの研究が、実は人間社会を知ることにも繋がる。そんな視点に立って、魚から人間社会を紐解いてみよう!というイベントが、10月19日(金)の夜に開催されます。
一見どう結びつくのかわからない2つのトピックスを考察へと導いてくださるのは、最近世界中を飛び回ってシイラの調査をしている東京学芸大学准教授の橋村修先生。地域研究、民俗学、地誌学を専門とする橋村先生の研究のキーワードは、「フードスケープ、漁業史、シイラ、漁場、駄菓子」。人と魚の関係を歴史的に遡ってみたり、はたまた、国内外の地域から考えてみると、これまで何となく見ていた風景や文化にも新たな発見が生まれるはずです。

あまり耳馴染みのない“フードスケープ”という言葉ですが、英語圏では21世紀に入ってから特に注目を集めている学問領域なのだそう。専門的な内容は当日学びたいところですが、言われてみると、魚は地域によって呼び名が違っていたり、お食い初めや祝い事には鯛、節分には鰯と儀式にもよく登場します。海に囲まれた日本ではとりわけ、文化や習慣と大きな関わりがあるように思えます。魚がメインテーマですが、駄菓子はどんな関係があるのでしょう。気になりますね。

当日は参加者限定の特別メニューとして、シイラフライとシイラサンドが登場!食べて学べるまちのカルチャーカフェ、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。(國廣)

まちのカルチャーカフェ vol.28
先生。フードスケープってなんですか?魚から紐解く人間社会はどうみえますか? 橋村先生と一緒に世界を面白がる
日時2018年10月19日(金)19:00-21:00場所東京学芸大図書館カフェ note cafe
(JR中央線武蔵小金井駅、国分寺駅より 徒歩:20分 バス:約5分)
ゲスト橋村修准教授/聞き手 熊井晃史氏参加費一般 1,500円 学生 500円詳細・申込http://machinoculturecafe.strikingly.com/
※席に余裕がある場合は当日受付も可

まちのカルチャーカフェとは

2016年にスタートしたまちのカルチャーカフェは、「大学の知をもっと地域に開いていきたい」「地域の人にも学生にも、大学の資産を活用してもらいたい」そんな想いで始まりました。各回のテーマは、“大学の先生が今一番ワクワクしていること、好きなこと”。主宰である東京学芸大学教授の藤井健志先生は、「飲み物片手に、思い思いの楽しみ方をしていただくことが理想です。予期せぬ発見や出会いがある場所にしていけたら」と話されています。