東京都が今年度新たにスタートする「起業家による空き家活用モデル事業」。アイデアを持っている起業家と、空き家の所有者をつなげ、起業家育成や空き家の利活用を通して地域の問題解決をする仕組みの事業です。
その背景にあるのは、最近話題の空き家問題。都内にある空き家の数は82万戸で、現在も増加傾向にあるとのこと。治安悪化や災害時の倒壊の危険性など、社会問題になっている空き家を利活用することは、地域の問題解決に大きく貢献します。
そこで、起業家に向けて物件を紹介したり、空き家所有者との間に立って調整するコーディネーターとなる事業者が今月18日に選ばれました。採択されたのは、リンジンを運営するタウンキッチン含め、鉄道会社やハウスメーカーなど7社。専用の窓口を設置して、起業家の相談に無料で応じます。タウンキッチンでは、市の公共施設である東小金井事業創造センターに相談窓口を設置しました。
日々暮らすまちに、こんな場所があったらいいなと思うことはありませんか。都をあげて空き家の問題解決が進められている今、アイデア段階から対応してもらえる相談窓口をうまく使っていくのも手ですね。また、都では起業家による空き家活用のモデル事業の募集も開始。アイデアを持つ起業家に対してだけでなく、空き家オーナー側にも補助金があるなど、都の本気度が伺えます。リンジンでも、これから面白い物件情報をご紹介していきますね。我こそはと思う方はぜひモデル事業の応募に挑戦されてみてはいかがでしょうか!
東小金井事業創造センターKO-TO(小金井市梶野町1-2-36)
Webによる事前申込制
http://ko-to.info/course/course-2005/
空き家所有者、将来空き家を所有する見込みがある方、事務所や店舗物件を探している方など