国立の顔をつくるアイデア求む

2022.11.14
国立の顔をつくるアイデア求む

国立駅南口の駅前にある、赤い三角屋根の旧駅舎は多くの人に愛されているまちのシンボル。JR中央線の立体高架工事のために一度は解体されましたが、2020年に復元され、地域の憩いの場としてまちの魅力の発信拠点として生まれ変わりました。さらに、2026年度には旧国立駅舎のある東西広場とロータリーにある円形公園をリニューアルオープン予定です。オープンに向けて、国立市が国立駅南口広場のデザインアイデアコンペを開催。子どもから大人まで幅広くアイデアを募っています。

今回、国立駅南口の広場を一般の方からアイデアを募るコンペを開催した背景と意図を、国立市の国立駅周辺整備課の外立さんはこう話します。

「国立駅が1926年に開業し、大学校舎を中心に開発された国立大学町の成り立ち、そして現在に至るまで、国立駅は国立の玄関口としての歴史や文化、多くの方の思いがあります。国立に生まれ過ごしてきたそれぞれの方の、国立駅前広場に対する思いや考えなどを幅広く聞くため、誰でも参加できるデザインアイデアコンペを企画しました」

このコンペで集まったアイデアは、これから国立駅南口の整備を進めるにあたって、設計・施工業者の選定に活かされるそう。そして市民と意見交換などをしながら、活用アイデアを検討していく予定だそうです。

今回のデザインアイデアコンペを担当する外立さん。「“国立駅前がこうなったらいいな”と皆さまが思うような、自由で新しいデザインやアイデアをお待ちしております」
今回のデザインアイデアコンペを担当する外立さん。「“国立駅前がこうなったらいいな”と皆さまが思うような、自由で新しいデザインやアイデアをお待ちしております」

「“くにたち”の顔となる広場の整備を進めて、これまでの100年とこれからの100年をつなぐ広場にするため、多くの方に関心を持っていただきたい。大人から国立市の未来を担う子どもたちまで多くの方の意見やアイデアを今後に活かしていきたいと考えています。そして国立駅南口から、国立の歴史や文化、人などがつながり、にぎわいや交流が生まれるまちにしていきたいです」と、外立さんは言います。

今回のデザインアイデアコンペを経て、国立駅南口の広場がこれからどうなっていくのかが楽しみです。応募資格は特にないので、広場づくりのアイデアや興味がある方はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。

INFO

国立駅南口駅前デザインアイデアコンペ

募集期間

2022年10月12日(水)〜12月12日(月)

応募対象

子どもから大人まで誰でも応募可能

対象範囲

東西広場および円形公園を中心とした国立駅南口駅前広場

提出物

エントリーシート、デザインアイデア

※手書き、写真、イメージスケッチ、CGなど表現方法は自由。
※詳細は下のリンクをご確認ください。

賞・賞金

入賞 5〜10作品程度、賞金総額 50万円(18才未満の場合は、図書カード5千円分)

応募方法

郵送または持参またはメール

問合せ

国立市 都市整備部 国立駅周辺整備課 デザインアイデアコンペ事務局

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