スーパーマリオ理論

2017.07.10
スーパーマリオ理論

“起業はスーパーマリオ”と教えていただいたことがあります。
スーパーマリオとはご存知、任天堂の人気テレビゲーム。1-1がスタートすると、目の前からクリに似た雑魚キャラがやってきて、 うっかり正面からぶつかるとやられてしまう。
そこで、学習。「こいつは正面からぶつかってはダメだ」 ということで、次は上から踏みつける。やっつけることに成功。
そのまま進んでいくと、こんどは亀がノコノコとやってくる。こいつも上から踏みつけようとするが、 クリのように死んでくれない。向かいの土管に跳ね返ってやられてしまう。
さらに進んでいくと、トゲトゲのヤツや、パタパタ飛んでるヤツ。 挙げ句の果てには、ハンマーを投げてくるヤツや、 口から火を吹くヤツらが登場。次から次へと現れる敵に対し、どうすればゲームオーバーにならず前にすすめるかを、一つずつ学習しながら成長していく、そんなゲームです。

起業も一緒、というお話でした。 立ち上がったばかりの頃は、人なし、金なし、商品なし、 販路なし、なしなしづくしの悩みがある。それをクリアすると、 融資、採用、広報・・・。さらにさらに、資本政策、株主対応、後継者育成・・・、と、まあ、悩みは尽きません。

敵から逃げるためにワープしたいという気持ちになりますが、 雑魚キャラを倒したことがない人には、ボスは倒せません。 ワープしたらいきなり強敵に会って即ゲームオーバー、 なんてことになりかねない。やはり、1面ずつ地道にクリアしていくしかないです。

そして、クリアすると、喜びも束の間、次にはさらに大きな敵が現れる。一難去ってまた一難。 次々に登場してくる。それを楽しみながら、今日も明日も前に進んでいくのが起業なのかもしれませんね。 最後にはピーチ姫が待ってくれていると信じて。

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