まちの資源として活かすには
今も増え続ける空き家。放置すれば治安悪化や倒壊の恐れがあり、地域の課題になっています。一方で、空き家を活用する取り組みも増えているところ。空き家をうまく活用してお店や事業をスタートした創業者の取材記事や、専門家とともに郊外の空き家を考えるイベントレポート、空き家オーナーのための不動産コラムなど、様々な切り口から空き家問題を解決するヒントを探ります。
地域の空き家と家と仕事に困っている人を支えるシェルター。この2つを結び付け、解決に努めようと立ち上がった若者がいます。合同会社Renovate Japanの甲斐隆之さんです。
三鷹の住宅街の中にひっそりと建つ小さな家。原型は、建築家・増沢洵さんが1952年に建てた「最小限住居」。一家4人の萩原家が暮らしたこの家は、「日常を旅する宿」として生まれ変わりました。
まちのインキュベーションゼミ#6との連動企画「あの人の、お店づくり解剖」をテーマにした取材連載の第一弾は、西荻窪にある「松庵文庫(しょうあんぶんこ)」のオーナー、岡崎友美さん。カフェとギャラリー・ショップが併設され、築80年を超える古民家の雰囲気と洗練された料理や文化が融合し、多くのお客様が訪れます。岡崎さんはどうお店づくりをしているのでしょうか。
引き続き猛暑が続くそうですが、夏のイベントを楽しみたい8月。数年ぶりに戻ってきたイベントも。暑さをしのぎながら体験や研究を楽しんだり、夏ならでは屋外のイベントに足を運んでみたり、今年の夏を楽しみましょう。
アトリエを訪れると、観る人もどこか親しみを感じるモチーフが、柔らかい色合いで描かれた作品がずらり。制作しているのは、武蔵野美術大学で油絵を専攻している、現在1年生の中澤龍二さん。なぜ学生がアトリエ物件を借りたのか、制作場所としてどのように使っているのか、お話を聞きました。
空き家オーナーの多くは、空き家から離れた場所に暮らしています。“放置できてしまう”という不動産ならではの性質によって、気がつけば時は過ぎ、心配ごとが膨れ上がっていくという状況が生まれがち。お悩みの方に向けて、空き家管理サポートのサービスがはじまりました。
国分寺市最古の洋風の別荘建築である沖本邸を改修し、2020年10月にオープンしたカフェおきもと。オーナーはずっと専業主婦だったという久保愛美さん。なぜ彼女がこの古い建物を受け継ぐことになったのでしょうか。
おしえてリンジン先生!! vol.3 実家の空き部屋で民泊をはじめたい
実家のマンションにある空室で、副業の民泊をはじめようと思い立ったゴボ夫くん。ニュースを騒がせていた民泊新法で結局何が変わったの?手軽にはじめるにはどんなことに気をつけたらいい?リンジン先生が簡単な言葉で教えてくれました。
西武線東村山駅から歩いて6分ほど。天王森不動尊の隣にある古い一軒家の入口に“百才(ももとせ)”と書かれた小さな看板が立ちました。母屋は築66年、離れは築33年。この場所で何が始まろうとしているのか、家主である川島昭二さん、工務店大黒屋の袖野伸宏さん、編集デザイン会社ハチコク社の仲幸蔵さんと福田忍さんに聞きました。