蛇口をひねれば、当たり前のように出てくる水。市町村が上下水道を整備した後、家などで使えるように給排水設備を整えるのがまちの“水道屋さん”です。祖父、そして父から「矢島工業所」を受け継いだ矢島武志さんに、配管工の仕事について聞きました。
吉祥寺駅から離れた住宅街に佇む、大正12年から続くそば屋「きそば 中清」。手打ちそばと地酒を取り入れ人気店にしたのが、3代目の清田治さんです。78歳になる今も、家族と一緒にそばをつくりお店を営んでいます。
住宅に囲まれた畑で、ブルーベリー農家を営む中村園の中村健ニさん。5代目として後を継いで44年。武蔵野市で初めてブルーベリー栽培をはじめました。若手の新規就農、地域の緑地としても注目される都市農業。この地で畑を守り、代をつないでいく中村さんのこれまでと今の思いを聞きました。
住宅地を行き交う人と挨拶を交わす、自転車店の店主。昭和58年から現在まで、「ムサシノサイクルセンター」を営む有馬生祉さん。自転車整備士として働く、自営業の支えになる存在とは。
NEW WORKING連動企画「福生・昭島の実践者たち」の第2弾は、昭島市のブックカフェ・マルベリーフィールドの店主 勝澤光さん。長年働いていた建材メーカーを辞めて、ご両親が営んでいた本屋を事業承継し、ブックカフェとしてオープン。これまでの道のりをうかがうと、多くの失敗と試行錯誤がありました。
国分寺市最古の洋風の別荘建築である沖本邸を改修し、2020年10月にオープンしたカフェおきもと。オーナーはずっと専業主婦だったという久保愛美さん。なぜ彼女がこの古い建物を受け継ぐことになったのでしょうか。
同級生三人組によるプロジェクトユニット「Vege House」。市内の提携農家が育てた野菜をSNSなどを活用しながら地域の人々に提供しています。活動スタートのきっかけやプロジェクトへの想いとは?
約500年の歴史をもつ町田の古刹・祥雲寺。長男として生まれた亀山典弘(hiro)さんは、本来ならお寺を継ぐべき存在でしたが、大学卒業後は放浪の旅へ。アルバイトで生計をたてながら全国をめぐり、30歳になってお寺に帰ってきました。以来、地域資源としてのお寺の活用を提案しています。
八王子で27年間愛され続ける松阪牛専門店、眞一館 宇津木亭。味ともてなしを極めた一流店がクラウドファンディングを始めたのは長年築き上げてきた地域、お客さんとの関係を守るためでした。コロナ禍の今に想うこととは。創業社長の徳原さんとマネージャー福元さんを訪ねます。
三鷹の大人気ラーメン店・中華そばみたかは、60年の歴史を持つ先代ラーメン店を引き継いだ橋本重光さんが店主を務めています。コロナ禍でもお店を存続させ続ける決意と、お客さんの“居場所”を守る、そのための取り組みを伺いました。