この秋、武蔵野市桜堤に新スポットが誕生しました。名前は「hocco(ホッコ)」。店舗併用が8戸、住宅専用が5戸、合わせて13戸の賃貸住宅。自分の趣味や好きを活かした“やってみたい”を、日常生活を営みながら実現する、「なりわい暮らし」ができる場所です。
歴史を遡ると、もともとはハイヤーの販売所。のちに工場、駐車場などへ移り変わってきましたが、長年コンクリートが敷かれ、フェンスに囲まれた、人が一時的に訪れる場所でした。そんな場所が今回、緑が生い茂る、人が暮らし、地域の人たちが集う場所へと生まれ変わったのです。
場所は、JR中央線東小金井駅から歩いて15分、隣の武蔵境駅からは小田急バスに乗って12分。2つの駅にアクセスでき、東小金井〜武蔵境の高架下にはシェアキッチンやカフェなどの飲食店やドラッグストア、公園が並んでいます。少し北へ行くと、江戸の六上水の1つで、四谷から羽村市まで続く玉川上水が流れ、川を挟むと、都立公園では4番目の広さの小金井公園が。都会の喧騒から少し離れて、日常的に自然を感じながら落ち着いた暮らしができるエリアです。
店舗併用住宅では、1階のダイニングキッチンと繋がる6畳の土間と軒先で、なりわいを行うことができます。この小さな空間に自分の“やってみたい”をどう詰め込むか、レイアウトから家具選びまでアイデアが光ります。これまで趣味で作っていたお菓子や雑貨をお店として販売してみたり、自分のこだわりのコーヒーや紅茶を振る舞ってみたり。自宅の延長線上にある場所だからこそ、隙間時間からはじめられるのが大きなポイントです。
また、自宅の1階がまちに開かれていることで、接客中に家族が帰ってきたり、家族やひとりの時間を過ごしているときにお客さんが来たり。自分と家族と地域の人が交わるような空間になりそうです。
店舗併用・住宅専用ともに、2階は暮らしのスペースとして。1階から階段で繋がっていて、大きな窓から光が差し込み、とても明るい印象です。店舗併用の区画も、土間から2階が視界に入ることはないので、なりわいと暮らしをしっかりと区別することができます。
周りにはいくつものマンションが建っており、単身世帯・ファミリー世帯が暮らしています。また、昔からこの地域に住んでいるお年寄りから、近くの亜細亜大学や法政大学に通う学生まで年代も様々。
住宅街の中にひそんでいながらも、大型スーパーまでの通り道になっているので、その足で立ち寄る人がいたり、在宅ワークを行っている人がランチを買ったり、気分転換をしに訪れたり。平日は、同じ地域に住む人たちが顔を合わせる場所になりそうです。休日には、高架下を散歩する人や小金井公園へ向かう人が寄り道したくなる場所になるのではないでしょうか。
現在、店舗併用住宅には、駅前で居酒屋を営みながらお惣菜屋を開きたい人や、編集者で書店を開きたい人が、ここでなりわい暮らしをはじめる予定なのだそう。これからそれぞれの区画、そしてhocco全体にどのような賑わいが生まれ、地域とどのような関係性を築いていくのか楽しみです。
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