高架下を巣立った起業家たち
大手から個人経営まで様々な塾で講師の経験を積んだ鈴木祐輔さんが、育ったまちで少人数対象の塾を開きました。学校とは違う、けれども子どもにとってかけがえのない学びの場でどんな風に生徒と向き合っていきたいのか。塾講師として長い時間とエネルギーをかけたからこそ辿り着けた、鈴木さんの教育観を実現するための独立開業でした。
会社を辞めて自分の店を持つ、といういわゆる脱サラストーリーはめずらしくないけれど、八百屋を新規開業する人はそういないのではないでしょうか。なぜ八百屋?小金井八百屋やおつるオーナーの、つるさんこと松江鶴人さんに聞きました。
「自分のしごとが社会にどう役立っているのか」。誰もが一度は考えたことがある問いではないでしょうか。最高学府からトップ企業へ。エリートの道を進んできた岩井さんも、この壁に直面しました。