空き物件を巡る旅、秋のフォトレポート 〜野川を感じる中古物件特集編〜

小金井市前原町の中古戸建て巡りへ

午前11時、「小金井神社」に集合。検温とアルコール消毒を行ってスタートです。

今回内覧するのは中古戸建て３軒。いずれも静かで暮らしやすい住宅地の中にある売買物件です。まずは「野川」のほとりでオリエンテーション。案内を担当するスタッフから、ツアーの流れをご説明します。

野川は、西国分寺の湧水を源流として、小金井、調布、世田谷を通って多摩川へと流れる一級河川。中でも今回ツアーで歩いた小金井市前原町周辺には、“くじら山”や“はらっぱ”の名称で親しまれる広大な「野川公園・武蔵野公園」、随一のお花見スポットである「桜並木」があり、地域住民に愛されるエリアです。

物件があるのは前原町２丁目。通称“ハケ”と呼ばれる、国分寺崖線を降りる坂の下にあります。地元民ならではの呼び名は“さかした（坂下）”。豊かな緑のある穏やかな住環境が人気です。

参加者のみなさんは、「いい物件があればすぐにでも」と引越しを考えている方、「小金井に住みはじめたばかりでまちのことを知りたい」という方などさまざま。物件はもちろんのこと、暮らすとなれば気になる周辺環境や、長く地域にいる人の目線で見たまちの特徴などをリアルに感じることができるのは、まちを歩きながら巡るツアーだからこそ。移動中の会話や寄り道も盛り上がります。

物件に到着すると、まずは入口でポイントや留意事項などをお伝えします。その後は図面を手に、自由に内覧。気になるところは質問しながら、じっくりと見ていきます。一人で不動産屋さんと内覧に来ると、早く決めなくてはいけない気がして焦ってしまうこともありますが、ときには一緒に行った人とも話しつつイメージを膨らませながら内覧できます。

１軒目は、めずらしいアトリエ付きの物件。前の所有者が楽器の演奏などに使うため、あとから増築されたよう。屋上あり、ロフトありと、見るだけでワクワクしてくる間取りです。

２軒目は、居住中の物件。まだ中を見ることはできませんが、良い物件はすぐ埋まってしまうもの。まずは外から見るだけでも、雰囲気を感じて “ピンと来るか”を知ることができます。

住宅地を抜けて３軒目。歩いて数分の場所には小学校があり、通学する子どもたちも多い一角にある物件です。２階建てで広さは80㎡以上と、家族での住まいにちょうどいいサイズ感。築年数は10年ほど経っていますが、明るく、まだ新しい印象を受けるという声が多く上がっていました。

最後は、武蔵野公園で現地解散。野川沿いに散歩しながら帰る方も、もう少し周辺を見て回って帰ろうという方もいらっしゃいました。最寄駅となるJR中央線武蔵小金井駅は、始発駅として通勤にも便利とあって近年人気が高まっています。駅前開発が進んでおり、今年新たな商業施設がオープンしたばかり。これからの変化が楽しみなまちです。

ツアー後には、当日ご紹介していない物件も含め、個別のご相談もお受けしています。「あの物件のここがよかったけど、ここがもう少し…」など具体的なご希望から、「あのエリアでいい物件が出たら」といったご希望まで気軽にお声かけください。

次回は、12月11日（金）。教育者を目指す学生たちが全国から集まる「東京学芸大学」を有する、小金井市貫井北エリアの物件です。
すでに満員御礼をいただいていますが、ツアーで紹介する物件は、個別の案内もできますので、ご希望の方はオンライン不動産相談へぜひお問い合わせください。