自動車による悲惨な事故のニュースが絶えない日本。本当に胸が痛みます。高齢化社会と車社会の未来を考える時期なんだろうと思います。
今回訪問した3つの都市は、いずれも歩くのが楽しいまちでした。共通しているのは、歩道が広いこと。お店からテラス席が大きくはみ出していても、全然問題なし。広い歩道を安心して歩けることが、いかに豊かであるかを感じました。
加えて、道を彩る緑の充実も感じます。上から吊られたもの、ワゴンに載ったもの。日当たりが悪い場所や、人の往来が激しい場所には、造花や人工芝も多いのですが、その使い方も上手。道に面したそれぞれのお店や家の方々が、自分たちの前の道に責任を持って緑を彩っている印象を受けます。まちを消費するのではなく、まちの一員としてコミットする。そんな意識が緑というカタチになっているのかもしれません。
北池 智一郎(書き手)
大阪生まれ、小金井在住、二児の父。コンサルティング会社等を経て32歳で独立。東京多摩地域を中心に創業支援とまちづくりを行う株式会社タウンキッチンの代表。趣味は料理で、最近ハマっているのは南インド料理と塊肉。
Letchworth Garden City(レッチワース・ガーデン・シティ)
https://www.discover-letchworth.com/
Coal Drops Yard(コール・ドロップス・ヤード)
https://www.coaldropsyard.com/
Camden Market(カムデン・マーケット)
https://www.camdenmarket.com/
Hackesche Hofe(ハッケシェ・ヘーフェ)
http://www.hackesche-hoefe.com/