一緒にするのが面白い
生活の場と働く場が混じり合い、地域に開かれた店舗併用住宅。自宅の1階をカフェにして、まちのハブとなる場をつくる人。地域の人の活動拠点となるギャラリーやシェアオフィスを自宅に併設する人。プライベートな家を、パブリックにどう生かせるのか。実際に店舗併用住宅で住みながら働く人の取材記事や情報などを通して、その可能性を探ります。
「ずっと地元にいて、結婚もせず、子どももいない。そうするとね、ホームなのにアウェイなように感じてくるんです」。そう話すのは、東京都武蔵野市で江戸時代から続く「松屋果樹園」を切り盛りする古瀬陽子さん。2023年、自宅の駐車場を改装し、地域のコミュニティの場として開いています。今回は古瀬さんに、果樹園の歴史やガレージ設立の経緯、今後の展望を伺いました。
染色ユニット「kata kata」の松永武さんと高井知絵さんご夫妻は調布市にある団地商店街の一角に、アトリエ兼ショップと自宅を構えています。二人のお仕事についてや、この場所との出会い、お二人のこれからについて、お話いただきました。
住宅や店舗の設計を手がける「studio83」の辰巳夫妻。商店街の小さな空きビルをリノベーションし、ギャラリー、キッチン付き店舗、事務所兼シェアオフィス、自宅として活用している二人の拠点を訪ねました。
この秋、武蔵野市桜堤に新スポットが誕生しました。名前は「hocco(ホッコ)」。自分の趣味や好きを活かした“やってみたい”を、日常生活を営みながら実現できる賃貸住宅です。理想の暮らし方やはたらき方に寄り添った物件探しをはじめてみては。
都立小金井公園の近くの農家みちにある、かぶとパン・かぶとめし。パンもお弁当も日替わりというこだわりを持つ店主の佐藤嘉太(かぶと)さんに、開業までの経緯や、はたらき方の変化について、お話を伺いました。
【特別対談 vol.3】まちをおもしろくするフラットな関係の連鎖
富山県氷見市。美しい海と寒鰤が有名なこのまちで、宿とギャラリー、そして喫茶を営む笹倉慎也さん・奈津美さん夫妻がいる。北池が“同志”と呼ぶふたり。対談を通じ、その理由が見えてきました。
開店から3年、武蔵小金井の住宅街にありながら着実に認知度を高めている和風ジェラートおかじTOKYO。「いらっしゃいませー」と朗らかな笑顔で迎えてくれたのは、店主の山本絢さん。大学進学を機に、地元の新潟から上京した山本さんが、どうしてこの街でシェラート屋を営むことにしたのか。20年という軌跡を辿ります。
おしえて、リンジン先生!! vol.1 住宅街でパン屋はできるの?
家の近くにある賃貸物件で、パン屋さんをはじめたいと思ったキノ子さん。不動産屋さんに連絡したところ「その物件ではできません」と言われてしまいました。なぜ?本当に無理なの?リンジン先生のもとにお悩みが届きました。
小金井市にある古い民家を改装し、気軽に立ち寄れるごはん屋さんに仕立てた、にしまきごはん。まったくの未経験から始めた飲食店が、わずか4年で多くの人に愛される店に育っています。今回は、シェアカフェからスタートし、3つの店舗の形を経て現在のスタイルにたどり着いたにしまきごはんの変遷について、店主の西真紀さんにお話を伺いました。
一冊の本から“手製本”という文化があることを知り、空想製本屋という屋号で活動をスタートさせた本間あずささん。スイスの製本学校で手製本の技術と知識を学んだ後、日本で製本家として唯一無二の本を作り、届ける彼女の今までとこれからについて詳しく伺いました。