シェアキッチン8K(ハチケー)でお店を開くみなさんに、インタビューさせていただいた動画シリーズ。今回の主人公は、i.cookiesの佐藤しほ子さんです。今年、シェアキッチンを卒業し、次なる夢へと歩き出そうとしている佐藤さん。今日に至るまでの歩みを、ぜひ動画でご覧ください。
娘の誕生日につくってあげようとはじめたアイシングクッキーづくり。製菓学校に通い、お菓子屋さんに勤めた経験もあったものの、いざ取り掛かると大苦戦。予想外のハードルに佐藤さんは「逆に燃えた」と話します。
「8時オープンです」って告知していたら、8時ジャストにお申込みしてくださった方がいて。
緊張の中で迎えた開業の日。注文のメールをバスの中で見て、思わず大号泣したそう。今ではリピーターも複数。第一号のお客さんとなった人に誇らしく思ってもらえるように、という気持ちが、原動力の一つになっていると言います。
専業主婦からはじめているし、私が子どもを育てていて、この子が成長してしまったら置いていかれるみたいな葛藤もあった中で今はできているから。
日々の葛藤や失敗、嬉しかったことを、あえて赤裸々にSNSで発信する佐藤さん。その背景には、自分がお店をはじめて成長していく過程を、同じような境遇の人たちが見て励みになることがあれば…という想いがあります。
コンセプトは「“ i ”を満たすクッキー」。オンラインショップや店頭での販売のほか、マルシェへの出店やアイシングクッキー教室の講師も務める。シェアキッチンでの3年間の営業を経て、現在、再稼働に向けて準備中。
簡単にできるつもりでいたんですよ。そしたら、まったく歯が立たずできなくて。