ワークゼミ&コンテスト「NEW WORKING」で見事グランプリを受賞した松下源さん。2024年8月、福生市にBooks & Cafe「Cha Cha Cha Books」をオープンしました。出版社や古書店、レコード店、編集プロダクションでのお仕事、そして音楽活動など、これまで積み上げてきた経験を結集しお店をオープンさせた松下さんに、これまでのストーリーや想いをお聞きしました。
2020年夏、東京・小金井に素粒社というひとり出版社が生まれました。代表を務めるのは、編集者の北野太一さん。大学の進学で、兵庫・淡路島から上京し、編集者を経て、小さな出版社を立ち上げました。
「ずっとは頑張れない」「こわい」「自分で自分を救いたい」。自分にできることを探して“ふたり出版社”にたどり着き、合同会社点滅社を開業した屋良朝哉さんと小室ユウヤさん。2人とも出版業界での経験はゼロ。会社員経験もゼロ。経験、感じること、すべて表に出しながら出版社を営むのには理由があります。
NEW WORKING連動企画「福生・昭島の実践者たち」の第2弾は、昭島市のブックカフェ・マルベリーフィールドの店主 勝澤光さん。長年働いていた建材メーカーを辞めて、ご両親が営んでいた本屋を事業承継し、ブックカフェとしてオープン。これまでの道のりをうかがうと、多くの失敗と試行錯誤がありました。
まちのインキュベーションゼミ#6との連動企画「あの人の、お店づくり解剖」をテーマにした取材連載の第一弾は、西荻窪にある「松庵文庫(しょうあんぶんこ)」のオーナー、岡崎友美さん。カフェとギャラリー・ショップが併設され、築80年を超える古民家の雰囲気と洗練された料理や文化が融合し、多くのお客様が訪れます。岡崎さんはどうお店づくりをしているのでしょうか。
三鷹の無人古本屋「BOOKROAD」オープンから6年、中西功さんが吉祥寺に新しく誕生させたのは、本屋をシェアする新しい”本の発信基地”。その運営スタイルと、スタートに至るまでのストーリーを伺いました。
オーダーメイドの手製本や製本教室を行なっている空想製本屋の本間あずささん。この秋、新小金井駅の駅前に新しいアトリエを構えました。2010年に会社勤めを辞め、製本をしごとにすると決意してから8年。自らの城を持つまでの道のりと、本間さんの背中を押したきっかけをお聞きします。
「けやき出版をなくしたくない」という純粋な一心で、社長就任を決意した小崎奈央子さん。まったく知識がないまま始めた会社経営。前社長の血族でもなく、少しずつ登り詰めていったというわけでもない。そんな新しい社長の誕生に、社内からも反発や摩擦が起こります。地域での会社の評価を上げるために取った行動、地域に密着した出版社として描く夢とは。
“編集をしごとにしたい”という思いを学生時代から抱いていた、けやき出版社長の小崎奈央子さん。出版社に勤務後、出産を経てひととき専業主婦となりますが、物足りなさを感じてアルバイトへ、そしてけやき出版へと転職しました。入社して8年目、地域情報誌たまら・びの編集長になったことで世界がガラリと変わります。
やりたいことをしたい、家族もしごとも大切にしたい。日常に追われながら、そんな風に生きられたらどんなにいいかと理想を描いている人は多いのではないでしょうか。立川を拠点に36年続く出版社・けやき出版の社長である小崎奈央子さんは、2人の子どもを持ち、母として、女性として、そして社長として日々奮闘しています。小崎さんが強い意志で叶えていく人生、そのはたらき方に迫ります。