
1950年以降、自宅で人生の最期を迎える人は年々減少し、現在では、6割以上が病院や診療所で亡くなっています。暮らしや家族のあり方も大きく変化する中で、わたしたちの“死に方”はどうなっていくのでしょうか。全国的にもめずらしい一軒家を改装した住宅型有料老人ホームで、訪問看護ステーションでもある「はじまりの家そら」を訪ね、代表で看護師の冨澤文絵さんにお話を聞きました。

障害のある人と接するときに生まれる、戸惑いやためらい、葛藤。率直に言えばそうした感情から、隣にいるのに身近にいないと感じさせる“無関心”が生まれているのでしょうか。2020年、“弱さにある希望を表現する映像メディア”として「にじメディア」を立ち上げた齋藤一男さん。すべての人が持っている“弱さ”こそが希望であると発信する、齋藤さんの考えを聞きました。

2022年4月に武蔵野市と小金井市で「こびと農園」をスタートした鈴木茜さん。農業の担い手不足が問題視される今、鈴木さんが東京で農業を始めた理由は何でしょう。農業を志したきっかけや起業するまでの道のり、農園の経営についてうかがいました。

誰もがリスタートできる“いつでも帰れる家”のような場所でありたいと、小金井市につくられた福祉施設「ムジナの庭」。場所を開いた鞍田愛希子さんが偶然見つけた、建築家・伊東豊雄氏が設計した「小金井の家」でした。そんなムジナの庭で、3月11日に伊東氏たちと“これからの公共の場”を考えるイベントが開催されます。

地域の空き家と家と仕事に困っている人を支えるシェルター。この2つを結び付け、解決に努めようと立ち上がった若者がいます。合同会社Renovate Japanの甲斐隆之さんです。

東小金井駅の高架下に小さな診療所を設けながら、訪問診療をメインとした形で動物の医療的ケアを行っている“アニマルレクター”の阿部和樹さん。アニマルレクターとはどんな仕事なのでしょう。

小金井市で「すうぷ屋 でみcafé」を営む嶋岡秀美さん。カフェを開いた理由は「自分が寂しかったから」と言います。人や社会とのつながりを意識する嶋岡さんの背景には、ご自身の過去としごとで感じた葛藤がありました。

東小金井にある「OYAKI CAFE キイロ」。店長の野内さんは、多様な人がはたらく場を作りたかったと言います。ご自身がうつ病を患った経験や福祉のしごとの経験が今につながっているそう。どんなお店なのでしょう?

「誰にも開かれた、“香る庭”をつくりたい」。まちのインキュベーションゼミ#2の参加を経て、植物を生かした福祉施設”ムジナの庭”をオープンした、Atelier Michaux代表理事の鞍田愛希子さん。事業への想いや物件探しなど、創業までのストーリーをうかがいました。